2007年10月28日 (日)

テント土台壊し

Img_2348優の今日の一枚

晴れたので、今日も穴窯に行ってきました。

雨が降る前に、待機所のテントをはずしたので、あとは土台です。

下にブロックを敷いて、その上に厚長板を渡して、その上にコンパネが釘で打ちつけてあります。

長い大きい釘抜きで順番に抜いていきました。

「作る時は丈夫でいいなあと思ったが、壊す時は大変だわ」

全部抜いてはずし、ブロックを運びました。

ブロックは50個使ってありましたが、今日は20個だけ運びました。

あんまりたくさん持つとギックリ腰になってしまいそうですから。

テントのパイプも運びました。

最初に作る時は大きい箱に入っていたので軽4トラックで運んでもらいましたが、ばらしたらうちの車に難なく積めました。

土台に打ち込んであった長い釘のようなものも、雨上がりだったせいかわりと簡単に抜けてきました。

色々な相乗効果があって、壊しが早く済みました。

帰る時、車の窓ガラスにバッタが付いていました。

作業をずっと見守っていてくれたのでしょうか。

車が走り出したら、どっかに行ってしまいました。

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2007年10月24日 (水)

テント解体

テント解体

Img_2284_2優の今日の一枚

午後、穴窯に行って待機所テントを解体しました。

補強のために外のブロックに括りつけてある紐や、パイプとテントをつなげてある紐を順番にほどいていって、外側のシートをズルッと引っ張りました。

最後に骨組みだけになって、あとはパイプが合体しているのを離しました。

「意外と難なく出来てよかったね」

あとは床にコンパネが釘で打ちつけてあるので、くぎ抜きで抜いて剥がさないといけません。

最近レンガや棚板など重いものばかり持っているので、身体が地面にのめり込みそうです。

あともう少しです。

今日お客様からハガキがきました。

「日展入選おめでとう」でした。

嬉しかったです。

その方は長崎の天主堂や天草に吟詠旅行したと書いてありました。

明日は京都の切支丹吟詠に出掛けるそうです。

皆様風流です。

電話もいいけれど、手紙やハガキが好きです。

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2007年10月22日 (月)

クレの焼け色

Img_2262優の今日の一枚

今日は穴窯のことでお客様がありました。

その方は年齢のわりにはとても若々しい方です。

車を運転し、パソコンもなさる81歳です。

先日、ダンプの運転を定年で辞めるという65歳の人に「呆けない秘訣」を伝授したと言っていました。

毎日、散歩して脳トレもするそうで、

「一日のスケジュールを組んで、それをきちんとこなすことが大切」と言っておられました。

80歳くらいまでの生き方で、呆けてしまう人と、そうでなく健康な人との違いが顕著になるものだろうかと感じました。

「では、又来ます」と背筋をピンと伸ばして、車をビューンと飛ばして帰っていかれました。

見送る自分の方が姿勢が悪いやとガラスに映った姿を見て思いました。

穴窯から持ってきた「クレ」を見つめて、30回も薪の火をくぐるとこうなるのだなあと。

トロ~リと赤茶に溶けた表面がとてもいい色をしています。

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2007年10月20日 (土)

粉吹手の徳利

Img_2198 優の今日の一枚

今日、晴れたので穴窯に行ってきました。

窯の中の棚板やツクを片付けました。

棚板にはより土が張り付いているので、それを取りながらの作業です。

一枚が重いし、大変です。

窯の奥に粉吹手の徳利が一つだけ残っていました。

いい焼け具合になっています。

Img_2196「なんで窯出しした時、見落として気がつかなかったのだろう」

「これでお酒でも呑んだらいいよと窯の神様が残しておいてくれたのかもね」

穴窯からの贈り物でした。

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2007年10月17日 (水)

スターキャットケーブルテレビ

Img_2182優の今日の一枚

優さんがホームセンターで買ってきました。

Img_2183 スタンド懐中電灯みたいなものです。

穴窯の電気が切ってあるので、窯の中に入っても真っ暗です。

懐中電灯では部屋の中を照らしにくいので、こういうものを買ってきました。

これを立てておくと、中の様子がよく見えるので片付けもしやすいそうです。

昨日頑張って運んだので、今日は腰が痛くなってしまいました。

Img_2180 しかしたくさんの松割り木を見るにつけ、穴窯を焼いた5月がもうずっと前の出来事であった気がしておかしなものだなあと思います。

赤松はいい色してますねえ。

今週いっぱいスターキャットケーブルテレビで、荒木集成館での「伊藤優穴窯作陶展」の模様が放映されます。

5時からの「情報局」という番組です。

11時からも再放送だそうです。

残念ながら、うちのケーブルテレビは局が違うのでどんなんか見ることができません。

急に涼しくなってきたので、

「蚊取り線香と交代で今度はストーブかねえ」と言っています。

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2007年10月16日 (火)

薪運び完了

Img_2181優の今日の一枚

Img_2172 朝、駐車場にカマキリがいました。

優さんに「カマキリがいたよ」と告げました。

「カマキリ?見たくないな」

優さんはなぜかカマキリが嫌いなんです。

今日も穴窯に行って薪を運んできました。

今日はお客様が軽トラで薪運びを手伝ってくださったので、全部運び終わることができました。

Img_2174 エンゴロや棚板も運びましたが、穴窯まで3往復しました。

積んだり降ろしたりと大変重労働でした。

今は気力でもっているけれど、明日になったら立てなくなっているかもしれません。

今日は午後から手伝いに来てくださる予定だったのですが、

「時間があるから午前中に来てしまったよ」と早めに来てくださいました。

二人で「あと5日か6日はかかるねえ」と話していました。

ところが2車で3往復したら、予定外のものも運ぶことが出来て薪も片付いてしまいました。

やっぱり一人より二人、二人より三人ということでしょうかねえ。

まだ残っていますが、あとは二人でボチボチやりましょう。

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2007年9月26日 (水)

クレのこと

Img_2127 今日の一枚

穴窯の相談に窯屋さんに行ってきました。

そこで穴窯の構造を聞きました。

話をしていると、クレとかレンガという言葉が飛び交います。

私が「あのぉ、クレってどうしてそう言うの?レンガとどう違うの?」

と初歩的な質問をしたので、窯屋さんは一瞬言葉を失いました。

レンガと違う四角い大きいパサパサの荒い塊のことでした。

窯の焚口付近に使うものだそうです。

一緒に付いていくと、今まで知らなかった色々な言葉を聞けて勉強になります。

ラジオを聴いていたら、五つの赤い風船の「遠い世界に」が流れました。

♪~遠い世界に旅にでようか~

それとも赤い風船に乗って雲の上を歩いてみようか

太陽の光で虹を作った

お空の風をもらって帰って

暗い虹を吹き飛ばしたい~♪

高校の時の文化祭を思い出しました。

今日は恥ずかしいことがありました。

家のトイレですが、使用後チョロチョロと水が流れ続けて止まらなくなりました。

水道屋さんに電話して来てもらい、修理をお願いしました。

そうしましたら水道屋さんが言われることには、

「タンクの中にポリ容器が入っていますね、これがいけません。使用しているうちに倒れてきたりして水が流れ続けることがよくありますよ。節水のためかもしれませんが止めた方がいいです」

そのポリ容器を入れたのは私でした。

水が流れ続けるトラブルが発生したので、私はてっきり普段家に居る時間の多い爺ちゃん婆ちゃんの使い方が悪かったのかもしれないと思ってしまいました。

すみませんでした。

反省です。

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2007年6月11日 (月)

古瀬戸陶片

Img_1608今日の一枚

今日はいいものをいただきました。

古陶器のカケラです。

Img_1609ちょうど、鎌倉や室町時代頃のもので色々混じっています。

山茶碗、皿、燭台、四耳壷の破片がありました。

壷の内側を見てみますと、手で押さえた跡がはっきりと残っています。

そっと手を当ててみました。

800年も前に作った人も同じ手だったと思いました。

ギュッと押さえてあるので指紋の跡も残っているようです。

(この手跡のあなた、いったいどなただったんですか?)と問うてみたくなります。

時空を超えて、いろいろなことを考えるよすがになっていいですね。

よ~く観察しますと作り方が想像できます。

やきもの評論家の人が書いた意味が分かるような気がします。

これをくださった方が、

「家にあっても、誰も興味がないからだめなのよ。これらは死んだお爺さんがゴルフに行くのを止めて、途中からビッチュウに変えて山掘りに行って集めたものですよ」と目を細めて古陶器にまつわる話をしていかれました。

「昔はヨーロッパやエジプトを旅したものだけれど、年を取りすぎた今はもう何処にもいけないわ」と残念そうでした。

「あなたたちはこういうものに囲まれて暮らせていいわねえ、最近こういうところが無くなってしまったから、ここへ来ると落ち着くのよ」と言われました。

私の目からは何不自由無い暮らしのお婆さんですが、人は幾つになっても果てることの無い理想を求めていくものかもしれません。

カケラを綺麗に洗って干しました。

昭和45年に優さんが徳川美術館で「古瀬戸」という本を買いました。

今日いただいた陶片がその本に全て写真付きで出ていました。

「灰釉小皿」「灰釉手付片口」「灰釉卸し皿」「仏器」など。

40年前に買った本が今頃役に立つなんて。

その頃からこういう道に導かれていたのかなあ。

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2007年6月 7日 (木)

もう一度窯焚

Img_1586 今日の一枚

今日、穴窯焚きを徹夜で手伝ってくださった方たちが来られました。

「穴窯に行くまでは、どんなことをするのか分からなかったけど、あんな面白いことだったとは実際やってみんことには分からないものだなあ。友達に話したら、今度また機会があるならば参加したいと言われたよ」とおっしゃいました。

窯焚を手伝ってくださった方達は皆口々にそう言ってくださいます。

火は人の心を惹きつけてやまない魅力があるのですね。

今日は7時に工房に着きました。

いつもより30分早いです。

最近ネコが畑にフンをして困っています。

ペットボトルに水を入れて置いてありますが、数が少ないのかあまり効果がありません。

朝工房にくると、畑にもうフンがしてあります。

畑の土はフワフワして気持ちいいのかな。

で、今日は少し早めに来たので大丈夫かな?と思いましたら、桃太郎の生っている木の下に悠々とネコが寝そべっていました。

もうフンを何処かにしたあとか何か分かりませんが、追っても追ってもネコが畑に居て困りものです。

Img_1588 桃太郎のそばにネコではなあ、昔話にならんです。

ジュンベリーの実が少し生っています。

鳥の気持ちになって食べてみました。

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2007年5月31日 (木)

色見

Img_1552今日の一枚

穴窯の時の写真を見返しています。

その中に、「色見」を見ている写真がありました。

適当な時期に取り出して、適正な温度に達しているか見るわけですが、

その時点ではあまり「色見」を信用していませんでした。

0705iro_245_2 それはガス窯の時、「色見」があまり信用できないということが時々あるからです。

でも今回は違いました。

「色見」を信用しなくてはいけなかった、ということが分かりました。

窯中の焼成具合を「色見」を見て判断するのは、一番難関なところです。

人間にたとえるなら心臓ですね。

このように思い返して反省することが多々あります。

昨日は満月に近い丸い月でした。

帰り道、「月がきれいだねえ」と言いながら、車の中から外を眺めていました。

毎日八王子神社に寄るので、いつもスポーツセンターの横を通ります。

何気なく上をみると、夜なので2階のガラス窓から中がよく見えます。

サイクルマシーンが外向きに設置してあるのか、マシーンに乗って外に向かってペダルをこいでいる人達が見えました。

皆さん、一生懸命自転車こぎをしています。

スポーツセンターで走っている人達は首にタオルを巻き、ピタッとしたレオタードパンツみたいなものを着ていました。

瀬港線という道路は高い場所に位置しているので、2階の場所からは瀬戸の町が見渡せるのかもしれません。

ですから、綺麗な夜景を見ながら運動出来て、はたで思うよりエンジョイしてみえるかもしれません。

スポーツセンターとは関係ない場所(たとえば車に乗って見ている自分のように)から励んでいるその光景を眺めるのは、ある意味可笑しいです。

「頑張ってください!」と思いました。

以前、退職されたお客様が、

「半日はスポーツジムで過ごします、健康にいいし、でないと一日間が持たなくてね」と言っておられたことを思い出しました。

時間が無くて忙しくてフーフー言っている人もいれば、時間もお金も持て余している人も何処かにいる。

なかなか均衡がとれないところが娑婆っちゅうところでしょうか。

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2007年5月30日 (水)

トイレ撤去

Img_1549今日の一枚

今日、やっと雨の中簡易トイレの引き取りに来てもらいました。

約束の時間に待っていたら電話が入って、

「道がすごく混んでいるので、しばらくお待ちください」と言われました。

そのうちに雨がポツポツ降ってきて、トイレの車が来た時にはたくさん雨が降ってきました。

大きなトラックが来て、からっぽのトイレをヒョイヒョイと車に積んで行かれました。

簡易トイレともおさらばです。

朝、テレビの占いで

「水瓶座の人は今日は運がいいでしょう」と言っていたので、優さんは

「何かいいことあるかなあ」と期待していました。

優さんは暦や占いを信じるタイプで、とても期待し易い人です。

Img_1551 最近、畑にノラネコがウンチをして困りものです。

ネコ避けに効くというので、ペットボトルに水を入れて置いてきました。

「トイレとネコのウンチで、今日の占いはウンの尽きということだったかな」と言っていました。

昨日、お客様がありました。

郵便屋さんがバイクでツーと通り、又ツーと引き返してきて、結局うちの入り口に立って言うことには

「ごめんください、新聞を見て智恵子さんに会いにきました」と言うのです。

「何か?」

窯出しのことで新聞に載った時、たまたま写真に私も載っていました。

「実は中学の時の同級生です」と名乗られました。

「あーあの野球部の男の子だっけ?」という感じです。

何十年も経って会うと本当に懐かしい気がしました。

「若さとは人生のある時期のことではなく心のありかたのことだ」と何かに書いてありました。

70歳であろうと15歳であろうと好奇心や喜び、勝負する気持ちとか、わくわくする気持ちを持っていたいものです。

しかし、時の流れは残酷です。

昨日とても久しぶりにタイムカプセルを開けるようにして会ったその人は、私のことをどう思ったのだろうとちょっと気になるところです。

ずっと地元生活なので、こうして何十年ぶりかで旧知の人に会うことがたまにあります。

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2007年5月29日 (火)

臭い話

Img_1548今日の一枚

臭い話

穴窯を焼く為に簡易トイレをレンタルしましたが、一ヶ月契約で借りたので返却する予定を過ぎました。

(トイレのこと、どうなっているのかなあ)と思いつつ、穴窯に見に行きました。

行きましたら、穴窯の道横少し前方にバキュームカーが止まっていました。

(??ひょっとして、うちが借りたトイレの中身の回収に来てるわけ?)と思いましたが、

(でもね、ちょうど今10時頃だから、あの車はうちとは無関係で、ただあの場所で休憩中なのかもしれない)と思って、バキュームカーを横目で見て入り口の鍵を開けて荷物を運んで帰ってきました。

帰る時、もうその場所にはバキュームカーはありませんでした。

ところが帰り道、携帯電話が鳴って、

「バキュームカーがお宅の窯の現場に行きましたが、場所が分からないと言って帰ってきました。現場の鍵を開けておいてください」と言われたので、

(あっ、あの車はうちへきたのだ)と知りました。

時すでに遅しです。

半分くらい帰ってきていましたが、もう一度穴窯に引き返しました。

そして、又鍵を開けて帰ってきました。

(・・・あの時、駐車しているバキュームカーに一言声を掛けていたら、行ったり来たりすることなかったのに)

あぁー「臭いものには蓋をしろ」ではなく「臭いものには声を掛けろ」だったんだ~残念!

穴窯を焼くときには咲いてなかったかわいい白い花がいっぱい咲いていました。

あれから、はや一ヶ月、季節は夏に向かっています。

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2007年5月27日 (日)

穴窯のCD

Img_1545_1今日の一枚

穴窯を焼いた5日間の写真をCDに収めたものをお客様にいただきました。

再生して見てみますと、その時は夢中で気づかなかったことが写真に残っていて貴重なものになりました。

ありがとうございました。

穴窯を焼いたことで、学んだことがたくさんあります。

土のこと、釉薬の調合のこと、時代による形の変化などです。

穴窯を焼く前と焼いたあとでは、やはりおおいに違います。

階段を登りつめていくのと似ています。

次の準備としましては、縁あって手に入った手ロクロを再生して動くようにして、自分の目指すところの作品つくりをするということです。

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2007年5月25日 (金)

窯の大注連縄

今日の一枚Img_1539

穴窯を焼く前日にそれまで掛かっていたボロボロの注連縄を外しました。

外したのは夜だったので、新しい注連縄は当日付けようと思っていました。

なぜならば、初日の5月1日は「大安」だったからです。

日柄がいい日に注連縄も付けたほうがいいと思いました。

温度計をセットしたりするのに時間を取られて、他にもいろいろやっていましたら注連縄を付けるのをうっかり忘れていました。

少し時間経った頃、

「あっ、注連縄やってなかったんじゃない?」

「すぐ付けなくては」

「でも、火が燃えてるよ」

「大丈夫、大丈夫」

焚口の上に注連縄を付けなくてはいけません。

長ベンチを持ってきて、その上に乗って、背伸びしてやっと数箇所結わえることができました。

0705simenawa 少し熱かったけど、気になりませんでした。

去年の暮れに作ってもらって、ずっと大切にしまってありました。

やっと出番がきてほっとしました。

窯が焼けた今もそこにあります。

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2007年5月24日 (木)

温度板

Img_1537_1今日の一枚

穴窯を焼く時、温度を細かくつけました。

焼く前は、大きい紙に折れ線グラフを書いてつけていこうと思っていました。

ところが、他の準備に忙しくて、それ用の大きい紙を用意することができませんでした。

焼き始めたときは、とりあえず便箋につけていました。

それがいつの間にか焼くために用意してあった木の中から平板を選んで、そこに30分おきにマジックで温度を書いていくようになりました。

時間になると、誰か窯の前にいた人が記録していました。

表裏にマジックできっちり書いてあります。

Img_1526 「なんか大昔の木簡みたいだね」と思いました。

昔々の数行の文を書いた細長い板が出土していますが、

もしこれが何千年も未来に発見されたとしたら、どう思うのだろう。

この4本の木切れはうちの宝物になりました。

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2007年5月22日 (火)

窯焼きの回数

Img_1524今日の一枚

P5040030anahi 前はよくお客様に

「窯は年に何回焼きますか?」と聞かれました。

備前焼や信楽焼きの薪の窯を想定して聞かれたのだと思います。

「ガス窯ですので、年に何回も焼きますよ」と言うと、意に反してがっかりされた印象でした。

しかし薪は違います。

色々な意味で年に何回も焼けるものではないということが、やってみてよく分かりました。

薪の用意もさることながら、中に入れる品物がすぐには出来ません。

2、5リューベの体積ですので、普段焼いている窯の5倍の容量です。

穴窯はガス窯のように真四角の部屋とは違います。

窯が変形しているので、順番に詰めていきつつあとを計算していきます。

詰めている最中、窯の中をのぞきながら(持っていった品物足りるかな)と心配しましたが、優さんの計算どおりちょうど納まりました。

初めてのことなので、準備にほぼ2年近く掛かりました。

♪あんなこと、こんなこと、あったよね~♪

な気持ちです。

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2007年5月21日 (月)

お釜

Img_1518今日の一枚

お客様から穴窯のことで、留守電にメッセージが入っていたので折り返し電話しました。

私「八王子窯の伊藤優と申しますが、奥様いらっしゃいますか」

お客様「はい、少しお待ちください」

電話の向こうで奥様を呼ぶ声が聞こえました。

「おーい、オカマの伊藤優さんから電話だよ」と旦那様が言っていました。

??

電話が終わってから、

Img_1521_1 「オカマの優さんて言われたよ、ピーコさんみたいに聞こえるね」と言って笑いました。

確かにうちは窯ですからね。

購入した薪の種類とそれらの燃え具合を確かめるために、穴窯を焼く前に何日もお釜でご飯を炊きましたし、穴窯中もお釜が活躍しました。

お釜を見て、

「オッ、懐かしいものがあるなあ、昔これでお袋が飯を炊いてたもんなあ」と目を細める方が幾人もおられました。

1000002_aut_2穴窯を炊き始めの時は下の方で焚くので、 ご飯を炊く時と似ているなあと思いました。

釜も窯も原理は同じですね。

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2007年5月20日 (日)

サウスフィールドの椅子

本日優さんは京都タカシマヤの「日工会展」の当番で出掛けています。

P5040032kamahi 穴窯焼きの2日目の夜のことでした。

夜9時から翌朝6時まで焼きに来てくださったお客様が、サウスフィールドの椅子を持って来られました。

Img_1517 それに座りつつ窯焼きしていました。

焚き人「この椅子意外と楽チンなんですよ、この椅子いくらだと思う?」

私「そんなこと聞かれるということは きっと安く手に入れたんですね」

焚き人「当たり!実はスポーツショップのリサイクルコーナーで見つけてね。」

私「お値打ちでしたねー」

焚き人「この椅子、よかったらあげますよ、ここで使っていいよ」

ということで、窯を焚く間中、この椅子は窯の前に陣取っていてほとんど優さんがそこに座っていました。

布が張ってあって、座るとハンモックみたいにお尻が緩やかに落ち、背中も布なので当たりが柔らかく身体に馴染みます。

3日の日にうちの婆ちゃんが娘達に伴われて、穴窯を見に来ました。

遠めに息子の姿を捜した婆ちゃんが言うことには、

「まー青い椅子に座っているのは息子かね、車椅子に乗っているように見えるけど身体大丈夫かねえ」と心配しました。

優さん、白い帽子を被ってその椅子に座っていました。

椅子の中に埋没しているように見えました。

骨組みがスチールで布がブルーなので、数ヶ月前に入院していた爺ちゃんが移動の時に利用していた車椅子と同じ配色でした。

そう言われてみますと、車椅子みたいです。

優さんが仮眠している時とか、その場に居ない時は、その椅子に皆さんが交代で座っていました。

(なんだか王様の椅子みたいだ)と思いました。

窯焼きが終わってからは仕事場に持ち帰り、やはり優さんが時々座っています。

そこから外の景色を眺めたり、コーヒーを片手に休憩したりしています。

この椅子、役に立っていますよー。

ありがとうございました。

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2007年5月19日 (土)

窯出し

Img_1516今日の一枚

穴窯の煙道の上にワラビが生えていました。

窯が熱を持っている間は無かったのに、冷めてきたら生えてくるとはよくしたものです。

Img_1500待望の窯出しをしました。

窯のトビラをコツコツと開ける時は、見ているだけでも緊張します。

(天の岩戸を押し開くみたいだね)と思いました。

窯の外にいて、エンゴロを取ったり、棚板を取ったり、ツクを取ったりと忙しいです。

気持ちの問題かもしれませんが、窯詰めよりも窯出しの時のほうが疲れる気がします。

窯出しした品物は、いい出来のものもあれば良くないものもありました。

窯焼きの出来不出来というのは不思議なもので、

あまり力まないで気楽に作って気楽に釉薬を掛けて焼いたものの方が、

焼けてみると、「おっ、意外といい焼き具合じゃん」というものが出てきます。

人の心を窯に見透かされているなと思う時があります。

窯出しで窯の中の狭い空間で無理な姿勢を続けたせいかもしれません。

優さん、足が痛くなってしまいました。

仕方がないので、エッチラオッチラ私が荷物を運ぶことになりました。

たくさんの支度をしてやっと生まれてきた品物だと思うと、重さも苦になりません。

大切に運びました。

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2007年5月18日 (金)

日工会展

Img_1515_1今日の一枚

16日から京都タカシマヤで日展系の「日工会展」が開催されています。

優さんも出品していますので、16日に京都に行ってきました。

そして又、20日の日曜日に当番で京都に出掛けます。

行ったり来たりと忙しいです。

穴窯の初日の日、火入れ式に参加された方が歌を詠まれて、薪の長い板にマジックで書いて焚き口に立て掛けておかれました。

「音も無く 燃える護摩火の吸われゆき 田籾の里に 窯は活きづく」

窯の焚口にあるものですから、よく目立ちました。

字がつらつらと書いてあるものですから、遠目にはそれが、お墓にある塔婆のように見えてしまい、

「塔婆みたいやね」と言いましたら、

「変なこと言っちゃだめ」と皆さんに笑われました。

昨日の火葬場と言い、この塔婆みたいな歌札と言い、ついつい後ろ向きな連想に傾いてしまいがちです。

短歌や俳句をしておられる方は多いので、この歌札を読んで、

「いい歌ですね」とか、

「私もこう詠います」とかで、あとに続く方がいらっしゃいました。

皆さん風流でいらっしゃいます。

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2007年5月17日 (木)

窯の煙

Img_1502 今日の一枚

お客様から写真ハガキが届きました。

「五月晴れ、窯の煙が 天を突き」とありました。

皆さん、文学的です。

5月5日の写真でした。

Img_1504_1 ハガキとは別便で封書もあって、そこには何枚かの写真が同封されていました。

その中の一枚の写真に、男性が焚口から薪を投げ入れている写真がありました。

その投げ入れのスタイルが、ボウリングを投げる格好と同じなのです。

ボウリングの上手い方は、薪を投げ入れるのがお上手なのかなあと思いました。

今日は隣のおじさんがご病気で亡くなられたので、お葬式に行ってきました。

久しぶりに一里塚の火葬場に行くことになりました。

建物が建て替えられてから初めて行きましたが、

古くさかった前とは違ってずいぶん近代的になっていました。

入ってすぐに石のモニュメントがあり、火葬場ですから全体的に石っぽい感じでした。

次の次の間で職員さんが灯した線香を手渡され、お供えしてお別れをします。

そのあと、電動の台座を動かして次の間で火葬の扉の中に入れられました。

火葬のトビラは8個ありました。

火葬場の職員さん、ホテルボーイみたいでした。

昔とは変わったものだなあと感心することしきりです。

それを見て昔のことを思い出しました。

昔、自分の曾お婆さんの時は土葬でした。

自分が5歳の頃でしたが、よく覚えています。

(お婆さん死んでしまったけど、、もし本当は死んでなくて途中で生き返ったらどうなるんだろう?)と本気で心配しました。

だから、自分が死ぬ時はちゃんと確認してから死のうと思いました。

そのうちに火葬になってきて、今度は火葬場のトビラがしまってしまって、そのあと目が覚めたらどうなるんだろうと子供の頃は色々考えたものです。

ただ、今生きているということは尊いことなのだと思いました。

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2007年5月16日 (水)

黄金の海

Img_1495_1今日の一枚

穴窯を焚いている時、焚口を何度かのぞきました。

最初の頃はそれほどでもないのですが、だんだん高温になってくると中の炎の色も変わってきます。

ゴウゴウ燃え盛っている時は、中が金色になって荒れ狂う黄金の海のようにみえました。

そのうちにもっと高温になってくると、今度はプラチナの海になってきました。

とにかく、燃えているその中が「財宝の洞穴」のように見えるのです。

宝石を持っていませんが、あの光景を間近に見えただけでも良かったと思います。

お金を積んでも、機会が無かったらあの黄金の海は見ることが出来ないのですから。

昔の人もこの火を見て薪を焚き続けたんですねえ。

人を突き動かすものは やはり感動なのだと思います。

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2007年5月15日 (火)

窯の土のとびら

Img_1486_1 今日の一枚

穴窯に行ってきました。

煙突の近くの木を見上げると、ススが掛かって煙が上がった所だけが黒くなっています。

Img_1491 すごい煙が出たんだなあ)とあらためて思いました。

窯詰の入り口も気になります。

Img_1490_1 開けてみたくなります。

ワクワク見たい気持ち、

不安な気持ち、

ドキドキな気持ち、

色々な気持ちが交錯します。

窯の中での焼き具合を調べるために色味を入れます。

以前、この窯で焼いていた人が

「この窯は1200度以下くらいで充分溶けますよ」と言われました。

色味を時間ごとに出して見ましたが、イマイチパッとしませんでした。

「この窯は中々温度が上がらないですよ」と言われていたのに、

実際やってみたら、温度がどんどん上がってしまって、上がってしまうのを抑えるのに苦労したほどでした。

窯は焼く人によって違いが出ます。

ですから、何でも自分で試してみないことにはわからないし、聞いたことを鵜呑みにしてはいけないと思いました。

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2007年5月14日 (月)

見回り

Img_1485今日の一枚

穴窯の窯焚の一部始終を撮ってくださった方が、メモリーカードに映した写真を見せてくださいました。

中でも初日の護摩焚きの場面は本人も私もきちんと全工程を直視したわけではないので、写真に残していただいてとても貴重なものになりました。

あとでCDにしてくださるそうですが、楽しみです。

穴窯の土地の管理会社の社長さんから電話をいただきました。

「今日通りがかったら、誰かが車を止めて穴窯の中をしきりに見ていましたよ。何かあるといけないから見に来てください」と言われました。

窯出しはまだですが、皆さん近くの方があれこれ心配してくださいます。

有難いことです。

そしたら又電話がありました。

「社長から聞きましたが、気をつけた方がいいですよ」と今度はその会社の元所長さんからでした。

皆さんにご心配をお掛けしております。

穴窯に行ってきました。

まだ熱を持っていました。

大きい窯はなかなか冷めません。

穴窯を焼いていた時のことです。

窯焚が最高潮になった時に、「ボーン!」と大きい爆発音が一回だけ聞こえてくるものだと思っていました。

Img_1424 ところがそれは違っていました。

「ボーン」という大きい爆発音は、何度も何度も繰り返され、その度に

「オオッー!!」と皆で歓声をあげ感動しました。

やっぱ、その場に居ないと分からないことだらけです。

ドドッーと煙突から火炎が上がり、それはそれは荘厳な景色でした。

一週間経ちましたが、まだ耳元でそれを感じます。

窯が出るのを待つ時間、

「あの時あーすれば良かった」とか

「あれはやり過ぎかな」とか

「今度はこうしよう」とか

「ゆっくり振り返って反省の時間が持てていいな」と言っていました。

そして、最後に窯を開けてみて

「反省」・・・考える時間ですね。

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2007年5月13日 (日)

新聞記事

Img_1484 今日の一枚

昨日お客様から、新聞の切り抜き記事のラミネートパウチされたものをいただきました。

Img_1473 写真のみのほうは、なんと箸と紐で作った写真立て付きでした。

手作りです。

かわいいし、記念になります。

さて、今日もお客様がありました。

昔の人がどのように窯を焼いていたのかという話をしました。

「昔は神様頼みだったろうなあ。自然を畏れる、神様を畏れる気持ちが、今では考えられないくらいあったんだろう」と。

優さんに「窯に焚き始める時に、敬虔なる祈りを奉げてから行えて良かったですね」とも。

人工燃料ではないので、その地に土や原料が無くなれば、次の新天地を求めて移動していたわけで、

Img_1483_1 大変だけど、なんと分かり易い仕事ぶりでしょう。

棚田の写真を撮りに来たり、それについて文章を書く人がいます。

でも、棚田は作物を作る人がいてはじめてその美しさが保たれています。

同じように、穴窯とか古い文化遺産が発見されると必ずそれを保存しようやないかという話になります。

「保存を望んでいる人達は、その棚田の写真を撮りに来る人と同じです。ただ保存と言っても、それを維持するにはそれなりに費用も掛かるし、何を保存するにしても難しいもんだね」と言っておられました。

Img_1470 普通のイチゴばかり気にしていたら、木イチゴがたくさん実を付けていました。

食べてみましたが、昔(おいしいな)と思ったほどには感激しません。

子供の頃、タケノコの新しい皮に梅干を包んでもらってチューチュー吸った時の初々しい酸っぱい味も懐かしいです。

口が肥えたのかな。

いずれにしましても、自然の恵みは嬉しいです。

おサルの気持ちになります。

先ほど穴窯に行ってきました。

煙突のところに手をかざしてみましたが、まだ熱を持っていました。

自然の焼き方というものは、冷めるまでになかなか時間が掛かるものです。

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2007年5月12日 (土)

雨合羽

Img_1467_1 今日の一枚

「窯焚の時、雨が降ったら困るねえ」と話していました。

カッパを買う前にお客様から電話があって、

「家にあるカッパをあげますよ」と言っていただきました。

窯焚の2、3日前にお客様からその雨合羽が5組送られてきました。

Img_1469 上着とズボンがあり、袖口がしぼられている上等なタイプです。

手紙に「カッパを送ります。5日間これを使わないで済むといいですね。私達は3日、5日にお手伝いに伺う予定です」と書いてありました。

あにはからんや、窯焚の最初の2日間は雨でしたので、送ってもらったカッパが役に立ちました。

激しい雨になっても食事の支度で走り回っていたので、あのカッパを着ていなかったら風邪を引いていたかもしれません。

カッパもいただき、窯焚のお手伝いにも来ていただき有難かったです。

さて、今日ですが、綺麗な花が咲いていたので花瓶に挿しておきました。

それを優さんがいつものように絵に描いていました。

しばらくすると、又その花を見て絵を描いています。

私「さっき描いてたのに又ですか」

優「あんまり清楚でかわいい花なので、もう一度描いてみようと思った。花も女性も同じさ」

窯焚のことがあったので、屋敷の草が伸び放題になっていました。

Img_1462 夢中になって草を取っていたら、優さんが

「草取りをした褒美にイチゴをやる」と苗ポットに生ったイチゴをくれました。

今年はあまり親身になって世話をしなかったイチゴですが、真っ赤に色みました。

そのあとも草取りをし続けました。

近くにいた優さんに「あんまりやると疲れるから、そろそろやめておけ」

と言われたのにもかかわらず、右へ左へと草取りをしていました。

そうしたら、足を滑らせて、ツルツルと1.5メートルくらい下へ落ちてしまいました。

お尻を打ちました。

「痛タタター」

「それみろ言わんこっちゃない、サルも木から落ちるだな」

打ち所が脊椎ではなく、お尻でよかった。

でなければ、今頃救急車でした。

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2007年5月11日 (金)

雨漏りテント

Img_1460今日の一枚

昨日は昼間雨も風も雷も鳴りました。

夕方、穴窯に行きましたら、テントが倒れていました。

慌てて立て直してきました。

Img_1458今日も風が強い日になりました。

「又倒れるといけないから早めに壊そうか」

それで、朝穴窯にテントを解体しに行きました。

何のことはない、昨日の夕方立て直したはずなのに又倒れていました。

昨日よりもっと支柱が曲がってしまいました。

たぶん、もう再生不可能でしょう。

このテントは、一年前に待機所を買った時にいっしょに買いました。

スマートでお洒落なデザインだったので気に入りました。

「このテントを立てて、皆さんと窯焚できたら楽しいね」

窯焚の時にはこれを組み立てて使おうと思っていました。

窯詰めやら、他に色々支度をしていたらテントの組み立てが最後になりました。

窯焚の前日の午後、お客さんに手伝ってもらってこれを組み立てました。

組み立て方がややこやしくて結構時間が掛かりました。

そして翌日の朝、つまり窯焚の当日天井のテントを被せました。

ところが間が悪いことに、午前中から雨が降り出しました。

それもどしゃ降りです。

テントは防水だと思っていましたら、なんと雨が漏り始めました。

「これじゃあ、テントの意味ないじゃん」

次の日、2日目も午前中雨が降っていました。

相変わらず、テントは雨漏りしていました。

午後になると、お客さんがブルーシートを買ってきてテントの上に被せてくださいました。

ブルーシートを紐で縛って、さらに足元に丸太を置いてブルーシートと括りました。

さーこれで雨漏りはしなくなったし、万全です。

そのあとは窯焚が終わるまで雨が降りませんでした。

窯焚が終わって、6日の朝方から雨が降り始めました。

その時の雨は風が無かったから良かったのです。

でも今回は風が強かったです。

それで、吹き上げた風がブルーシートにはらみ、ニョキニョキとテント本体を持ち上げてしまいました。

窯焚が終わったらすぐに解体すれば良かったものを、あと延ばしにしたために失敗しました。

でも、ものは思いようです。

一年前に買ったテントですから、(窯焚の時に使おう)とずーっと思い続けただけで減価償却しています。

曲がったスチールは、又何かに使えそうです。

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2007年5月10日 (木)

とうめい新聞

Img_1457今日の一枚

地元の「とうめい新聞」さんにも窯焚の取材に来ていただきました。

取材は2日の日でした。

「とうめい新聞」は連休中の3、4、5日はお休みです。

取材していただくと、どのような記事にしていただいたのか気になります。

「とうめい新聞」は夕刊の時間に配られます。

それで、6日の夜、帰宅途中に近所の新聞販売店さんに立ち寄りました。

いつも優さんの記事が出ている時はそこで分けてもらいます。

私「あのぉ、主人が載る予定なのですが、ひょっとして載っていたら新聞を分けてもらえませんか」

新聞屋さん「気がつきませんでしたねえ、今日は載ってないようですよ、載ってなくても今日の新聞差し上げますよ」

で、いただいてきました。

そして7日の夜にも立ち寄りました。

私「毎晩すみません、今日はどうでしょうかねえ」

新聞屋さん「気がつきませんでしたねえ、今日も載ってなかったみたいですよ、でも今日の新聞差し上げますよ」

そして8日の夜にも立ち寄りました。

私の姿を見るなり、新聞屋さんが

「パンパカパーン!!おめでとうございます。今日は一面にがっちり載ってますよ。ご安心ください」

ということで、新聞3部もくださいました。

(そんなに通うのならば、毎日取れよ)と言われそうですが、新聞屋さん、嫌な顔ひとつせず私に付き合ってくださいました。

だから、近所の中日の販売店さん好きなんです。

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2007年5月 9日 (水)

火の効用

Img_1456_1 今日の一枚

薪屋さんに行ってきました。

薪屋さんに面白い話を聞きました。

うちは赤松の薪を買いましたが、そこは色々な木の種類の薪があります。

ある病院の老人ホームでは、ちゃんと暖房の設備があるのに暖炉で薪を焚くそうです。

それは火には人の心を癒す作用があるからだそうです。

納める薪は、桃の木、桜、ナラだとか。

桜の木は燻製に使うくらいだから、香りがいい。

桃の木は炎がとても美しいそうです。

広間の真ん中に暖炉があって、そこが耐熱のガラスで覆われているそうです。

それをいつも眺めていられる入居者のお爺ちゃんお婆ちゃんは、身も心も安寧でいられるのでしょう。

ピザ屋さんはナラの木。

焼肉屋さんも、ナラの木。

なぜかというと、ススが出ないから食べ物屋さんはその木を使うのだそうです。

自然回帰志向の今は、昔よりも多方面で薪の需要があるとか。

5日間しっかり、炎を見つめ続けた私はずいぶん癒されました。

一緒に焼いてくださった方達も癒されたかな?

でも知らないうちにススを被ってしまって、顔も汚くなりました。

穴窯に行ってきました。

煙突の口元は、かげろうのように空気が揺れていました。

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2007年5月 8日 (火)

記念撮影

Img_1453 今日の一枚

窯焚最中、新聞社さんの取材があった時のことでした。

記者さんと話していた優さんが、お客様達と話している私のほうに来て、

「今、写真を撮るそうだから来て」と言いました。

それで、勘違いした私はお客様に「今から写真を撮られるそうです」と言ってしまいました。

(写真を撮られる)と言うと発作的に、髪の毛を直したり、お化粧は大丈夫かしらと思ってしまうのが女の人の常です。

皆、髪の毛や顔に手をやったりしたみたいです。

「私達も新聞に載るの?」

私が優さんのあとを付いて行き、そのあとお客様達がたくさんぞろぞろと窯の焚口付近に集まってしまいました。

そうしましたら、記者さんがバツが悪そうに

「あのう、すみません。写真撮影するのは優さんだけなんで」とボソッと言われました。

「なあんだ、そうだよね」って大笑いになりました。

そりゃあそうですよね、穴窯焚を記事にしようと来ているのですから、皆で並んで「名所で記念撮影」みたいなことあるわけないか。

窯焚があったので、しばらく畑を見ていませんでした。

朝、婆ちゃんが「小女子があるから、ダイコン下ろしが食べたいねえ、畑で抜いてきてちょうだい」と言っていたのを思い出しました。

Img_1455畑のダイコンに花が咲いていました。

「下ろして食べられる?」

ムラサキのダイコンの花は風情がありますが、食べるダイコンの白い花も綺麗でした。

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2007年5月 7日 (月)

火入れ式

Img_1434今日の一枚

5月1日から窯焚をしました。

しばらく前は、火入れ式をしようと思っていました。

ところが、焚く日にちが迫ってきますと他の用事がどんどん出てきました。

窯詰めやその他色々な支度がありましたので、神様のおまいりは自分だけでするつもりでした。

ところが、お客様から、

「窯焚の火入れ式は何時から行うのですか。その時にはぜひ伺いたいと思ってます」

という電話が何本も掛かってきました。

「普段工房でおまいりしていることだし、当日は簡単におまいりするつもりだったけど、どうするかなあ」と言っていました。

Img_1443 でも皆様がおみえになるのならということで、火入れ式をやりました。

御嶽山の御経を点読のあと、護摩焚きをして、護摩の火をいただいて、皆さんが窯に火を付けました。

その火を使って5日間焚きました。

それから、この度の窯焚ではお酒を飲みませんでした。

皆さん全員が、窯のメーターの温度に視線が集中していました。

ですから、窯焚を見に来られた方が一様に

「ここは他の窯場となんか違いますね、お祭り騒ぎでお酒を飲んでいるのを想像してきましたが、誰もお酒を飲んでいませんね、皆真剣勝負の面持ちですね」

と不思議がられました。

確かにそうだったんです。

でも窯の前にくると、男の人も女の人もなぜか温度計の方を見上げてしまうんですよね。

あんなに見つめられてメーターさん恥ずかしかったと思います。

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2007年5月 6日 (日)

窯焚

久しぶりの更新になりました。Img_1420

忙しい日々がやっと終わりました。

今はとてもほっとしています。

5月の1日から5日まで窯焚をしました。

6日の午前零時頃終わりました。

夕方から雨風が出てきて雨が降りそうな天気になりましたが、窯焚が終わるまでは降りませんでした。

帰り道、ポツポツと雨が降り始めました。

真夜中でしたが、八王子神社に立ち寄りお礼のおまいりをしてきました。

窯焚の間じゅうは眠くても気になりませんでしたが、終わってこうしてパソコンに向かっていると眠くなってきます。

5日間というのは長い期間でしたが、終わってみますと、(もう終わってしまったのか)という感じです。

Img_1423 期間中、皆様のお世話になりました。

本当にありがとうございました。

窯焚中の色々なエピソードは追々載せていきます。

今日は雨が降っていますが、もし昨日このような雨降りだとしたら困りましたが、(今日なら雨降りも落ち着けていいわ)と思えてきます。

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2007年4月29日 (日)

Img_1409 今日の一枚

今日も遅くまで穴窯にいました。

なかなか容易には進みません。

暗くなってきたので、窯の入り口から空を見上げるとお月さんが見えました。

満月に近い丸さでした。

窯焚が近くなりました。

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2007年4月28日 (土)

アンスリウム

Img_1403今日の一枚

お客様から花が届きました。

アンスリウムです。

「窯焚に行けないけど頑張ってね」

穴窯に行っていたら、雨が降ってきました。

清めの雨かもしれません。

今日は、夜皆さんが集まって弘法さんのおまいりをします。

弘法さんの命日のお接待は5月6日ですが、窯焚があるので一週間早めました。

毎年のことですが、今年はいつもの年と違って忙しいので準備が大変でした。

あれもこれもと、どうしてこんなに忙しいのでしょう。

重なる時はいろんなことが一時にあり、目が回りそうになります。

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2007年4月27日 (金)

作業

Img_1391今日の一枚

穴窯で作業をしてきました。

窯屋さんが来て不備な箇所を直してもらいました。

やはり餅は餅屋です。

ありがとうございました。

立ったり、かがんだりの繰り返しをしていたら、さすがに腰が疲れます。

夕方になったら、尾てい骨のあたりが痛くなってきました。

ウンン~こりゃあギックリ腰にでもなって立てなくなったら大変です。

7時過ぎまでいたら寒くなってきました。

徹夜が今から心配です。

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2007年4月26日 (木)

ビードロ

Img_1389 今日の一枚

毎日穴窯に支度に行っています。

いざやるとなると色々な問題が出てきて大変です。

まいっちゃいます。

どうしても自分では出来ないことがあったので、窯屋さんに来てもらいました。

ふとしたご縁で知り合いになった方ですが、この方を知り得なかったとしたら、窯の構造が詳しく分からずに困ったと思います。

(救世主現る)みたいな。

人とのご縁というものは(出会いべくして出会う)のかなあと、調子いいことを思ってしまいます。

目の前の難問を解決していかないと先に進めません。

遅々としていますが、これもステップを上がるための試練なのかもね。

優さんが「三蔵法師が天竺に行く時のようだな、一つ一つ、難問疑問をクリアしていかないとたどり着けない」と言いました。

Img_1382 穴窯の壁の色はとても美しいです。

こんなに綺麗に焼けた色が間近に見られるだけでも嬉しいなと思います。

ダイヤモンドもいいけれど、灰が溶けた色も宝石みたい。

夕方、犬の散歩のご婦人が声を掛けてくださいました。

「準備しておられるようですが、窯を焼くのですか。前に窯を焼いていた時から知っていますよ、頑張ってくださいね」

ありがとうございます、がんばりますよ。

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2007年4月25日 (水)

火入れ式

Img_1375今日の一枚

穴窯に品物を運んでいます。

窯に詰めるまでは気が抜けません。

運んだ帰りに八王子神社に寄りました。

八王子神社は天照大神とスサノオノミコトの皇子さん8人が祀られています。

正面の八王子神社を詣り、隣にある松原城主さんのお社を詣り、最後に三社さんをまいります。

最後に稲荷さんをまいります。

「生活の内に在りて、喜びも、悲しみも、神様の前にうずくまり、祈願礼拝する時、神様もまた之におこたえされる姿こそ神様と人との関係であります」と書いてありました。

今、念頭にあることを一心にお願いしてきました。

何をやっても大変疲れます。

私以上に優さんはもっともっと疲れているはずですが。

(自分は必要だから生かされている)と思って一生懸命やってます。

皆さんが「優さん、火入れの時はどういうおまいりをするのですか?」と聞かれます。

どうする?優さん。

どうするか勘考中です。

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2007年4月24日 (火)

アリナミン7

Img_1374今日の一枚

今日は穴窯に品物を運びました。

2回目を運んだ時、雨が降り始めました。

雨に溶けてしまうといけないので、運ぶのは止めにしました。

穴窯で作業をしていると、乗用車が止まって誰かが降りてきました。

知り合いのお客様でした。

「工房に行ったけど、留守だったのでここかなあと思ってね、着ちゃったよ」

「当たりでーす」

お客様達は持参のチオビタドリンクを飲み、

「優さんにはアリナミンをどうぞ」と、リポビタンDとアリナミン7を1本づついただきました。

こういうものは普段飲んだことがありませんが、疲れが取れて元気が出てくるのかなあ。

有難く飲んでみました。

昨夜、娘がグアムに行くと行っていました。

私「パスポートがあるから、何度でも行けるね」

娘「パスポートを初めて作った時は、いずれ結婚するんだし、姓が変わったら変更しないといけないからと思って短期の5年にしたけど、今考えてみるとそんな必要なかったわ。でもこの調子だと又伊藤姓で更新しないといけないわ」

私「5年前とは、考え方や状況が違ってきたということだね」

娘「結婚するかもねと友達と言いあって、そうしたのだけどね。予定は未定だったってことだね」

と言って笑っていました。

人生の予定なんて立たないものですから。

私なんかはいつも片道切符だし。

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2007年4月22日 (日)

選挙

Img_1369 今日の一枚

「雨が降りそうだけど、今から薪作りに行こうか」

午前中、お客様から電話をいただきました。

私はチェンソーの助手をやりましたが、しばらくやるとゼイゼイしてきます。

木を運んで置き、切った木をまた積みます。

「奥さん、もうやらんでいいから」

と言われましても、72歳のその方より私は随分若いわけで、止めるわけにはいきません。

昼食を挟んで3時間くらいで終わりにしました。

おにぎりがおいしかった。

二人では進まないことでも3人だと進みます。

「ほかっておけんから手伝ってやらんとなあ、あと一回で終わるな」と言っていただけるのがとても有難いです。

とうとう雨になってしまいました。

でも、お陰で窯場がグンと片付きました。

今日は選挙の日です。

朝、草取りをしていた時、通り掛かった近所のおじさんがキチッとした身なりをしていたので、

私「これから選挙に行くの?」

おじさん「選挙?今日あるの?家族に何も聞いてないけど。ほんじゃあ、行くかな」

そのあと、その方の奥さんが通りましたので又聞いてみました。

私「今日選挙があること旦那さん、知らなかったって言ってたよ」

奥さん「選挙?そういえばそうだったね、行かなあかんかねえ」

似たもの夫婦でした。

市会議員さんの選挙とはそんなもんなのでしょうか。

無関心だなあ。

私は夕方行きますが。

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2007年4月21日 (土)

ワラビ

Img_1368_1 今日の一枚

今日は、朝穴窯にトイレが届きました。

トイレはもっと重いものだと思っていましたが違っていました。

業者さんが一人でトラックから降ろして、台車に乗せて楽々と設置してくれました。

「こうやって使うのですよ」と教えてもらいました。

こういうトイレで用を足すのは初めてです。

まだ使っていませんが、最初は緊張します。

穴窯にワラビがたくさん生えていたので摘んできました。

今日の収穫です。

今日は釉薬を掛けていました。

ラジオから、中島みゆきの「トーキョー迷子」が流れてきました。

♪3年4年は洒落のうち 5年かければ人は貌だちも変わる♪

5年10年なんて なんてことない。今だめでもそのうちに良くなるさ という感じ。

明るい気持ちで生きていこうやと思えてきて好きな歌です。

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2007年4月20日 (金)

萩の月

Img_1365今日の一枚

穴窯を焼くので消防署に届出を出してきました。

出張所に出すように言われていたので、行ってみると鍵がかってありました。

留守のようです。

入り口の横に赤い鉄のボックスがありました。

「留守の際、御用の方はボックスを開けて受話器を取ってボタンを押してください、119につながります」と書いてありました。

留守なので開けてボタンを押してみました。

消防署「はい、こちら119番、消防本部です、どちらが火事ですか?」

私「いえ、火事ではないです。火を使うので届出を出張所に持ってきましたが留守なので」

消防署「あーそうでしたか。留守でしたら、横のポストに用紙を入れていってください」

(ポストですか~)

横にありました。

木のポストで蓋がないもので、夕刊が既に入れてありました。

ポストではなくて、新聞受けみたいなものだったので、

(これに入れていっても大丈夫?)と少し不安でしたが、指示されたとおりにしてきました。

そのあと、あしたは雨が降るという予報なので、窯場に行って薪の上にシートを被せてきました。

トラックのシートなので、重くて重くて。

今日、お客様にお土産をいただきました。

Img_1366 仙台銘菓「萩の月」です。

月と言えば昨日の夜の月は綺麗でした。

仕事場から帰る時、7時過ぎでした。

西の空を見ると、細~い折れそうな三日月が見えました。

「見て見て、きれいだねえ」と話しました。

穴窯焚きの時、月はどんな形なんだろう。

窯焚の時は、この萩の月のパッケージみたいに満月。

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2007年4月19日 (木)

薪割り

Img_1364 今日の一枚

今日は薪作りをしてきました。

お客様に手伝いを頼んで4人で行きました。

着いたら、お客様が薪作りがし易いように道具を作って持ってきてくださいました。

自分達で、薪を作っていた時には思いつきもしなかったことを教えてもらいました。

「さーすが、歳の功だよね、こんなやり方があったのね」

という具合に勉強になりました。

二人だけでボチボチやっていた時は、非合理的だったんだなあと思いました。

何をやるにしても皆に知恵を借りるといい。

鎌倉時代や室町時代のことをよく考えてみるようになったので、

「イイクニ作ろう鎌倉時代」とか年号を暗記したことや、

中国では宋・元・明の時代で、日本の時代とどうかぶっていたのか。

関連したことを点々と思うようになりました。

優さんが穴窯作品に釉薬を塗っていたら、時々通る山の向こうに住んでいる金魚のおばさんが久しぶりに通りがかりました。

おばさん「うちの金魚、赤ちゃんを100匹くらい産んでねえ。今の時期は金魚の赤ちゃんが生まれるには一般的にはまだ早くてね、うちのは優秀なのよ」と目を輝かせて話されました。

自分が飼っている金魚の話を詳しくしていかれました。

小椋けいや高橋真梨子が好きでよく聞くと70過ぎのその方は言っていました。

楽しそうな人と話すのは楽しいです。

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2007年4月17日 (火)

タラの芽

Img_1352今日の一枚

穴窯のパイロメーターの修理をしてもらいました。

窯焼きの大事な道具です。

それと、穴窯に電気を引いてもらいました。

電気が引けてないと、温度が計れませんから。

穴窯に行って木を片付けてきました。

何日も通っていますが、ジリジリとしか片付きません。

長い木をチェンソーで切って固めて積んでいきます。

運んで、切って、又運んで、うんざりしてしまいます。

優さんが「こういうことは山登りと同じだ。山の頂上を見ていると疲れてしまう、自分の行き先の少し前を見るといい」と言いました。

(そりゃあそうだけど、ああ疲れる~)と思ったのでした。

帰る時、「タラの芽」が目につきました。

ちょうどいい時期だったようで、たくさん摘んできました。

働きの代償は自然の恵みでした。

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2007年4月16日 (月)

釉掛け

Img_1351今日の一枚

今日は雨になりました。

昨日「明日は天気が良かったら、生素地に釉薬掛けをしよう」と言っていました。

ところが今日、天気が悪くてもやっていたようです。

ショボショボ雨が降っているので、いろいろなことを静かに考えました。

ちょうど一年ちょっと前の節分の頃でした。

窯を焼くことになって初めてちゃんと窯場を見に行きました。

行ってみると、窯場はしばらく使ってないので、荒れ果てていました。

屋根は破れていて、柱は折れそうで、雨が壁に当たり、穴が所々深く開いています。

「エーッ、こんなとこで出来るの?」と思いました。

あれから少しづつですが、手を加え綺麗にしていきました。

皆さんの助けもお借りしました。

月日の経つのは本当に早いと感じます。

穴窯を焼くのはもうすぐなのだと思うと緊張します。

何か一つのことを行うという時は、大きなことでも小さなことでも緊張します。

さすれば、宮本武蔵はどうだったんだろう。

決闘する時の心境はいかばかりであったか。

穴窯に向かうということは、言ってみれば「決闘」みたいなものです。

宗教で言えば、「行(ぎょう」をしているみたいな。

歳を重ねていろんなことに出会って、人は出来ていくのでしょうか。

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2007年4月15日 (日)

トマトの苗

Img_1349今日の一枚

午前中、穴窯に木を切りに行ってきました。

優さんが又「カメラ、カメラ」と言うので、振り返ると

バサッと積んである木をどけると、下にヘビがいました。

Img_1348長いので一匹なのか、二匹なのかよく分かりません。

チェンソーがガーガー鳴っているのにヘビは動かず、そのうちにニョロリと動きました。

ヘビは一匹でした。

縄張りを荒らされて、怒っていたかもしれません。

毎日遭遇すると少し親近感が湧いてきます。

守り神だと思うことにします。

朝、近所の釣り人さんが通りがかりました。

手にたくさん荷物を持っていて、その中の一つを差し上げて、

「お店に出ていたのでトマトの苗を買ってきた、プランターに植えようと思ってね」

もう夏野菜の季節なのですね、

今年は忙しくて野菜まで手がまわりません。

でもトマトぐらい植えなくっちゃ。

「どちらが沢山出来るか競争だね」って言われちゃったから。

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2007年4月14日 (土)

チェンソー切り

Img_1347今日の一枚

晴れですが、風の強い日になりました。

午後、穴窯に材木を片付けに行ってきました。

工務店さんにいただいたものがトラックから降ろしたまま、地面にガラガラと置いて散らかっていたので、ずっと気になっていました。

それらをチェンソーで切って、奥に移動しました。

チェンソーの歯を入れると、コッパがピュウピュウ飛びます。

長さ、太さが揃っていないので、なかなか難儀です。

出来たのは半分だけです。

すぐ音を上げてしまいます。

明日残りをやりましょう。

朝からドーンドーンと大砲のような音が間をおいて聞こえてきます。

今日は「陶祖祭り」です。

陶祖・加藤藤四郎景正さんの業績をたたえるお祭りです。

今日と明日は瀬戸で色々な催し物が行われます。

でもうちは何も無く、ただひたすらに穴窯のことをやっています。

4月になって野球が始まりました。

野球オンチな私ですが、最近では朝一番に新聞のテレビラジオ欄をチェックするようになりました。

それは中日ファンの爺ちゃん婆ちゃん達に「今日の中日野球放送情報」を知らせるためです。

「今日は2時からラジオで広島とだよ」

「今日は7時からテレビで巨人とだよ」

と教えてあげます。

で、朝ラジオをチェック。

CBCに合わせてあるのに、いつもチューニングがかまってあって合っていません。

「かまったでしょう?」と問うと、

いつもニコッと笑って「かまってないよ」と爺ちゃんが言うけれど、これも認知症だから仕方ありません。

ダイヤルをCBCに合わせ直しててスタンバイOKです。

そして爺ちゃんの手の届かない上の方にラジオを置きます。

でも朝起きると、ラジオはいつもなぜか爺ちゃんの手元にあるんですよね。

ラジオは前のが壊れたので、最近買ってきた新しいトランジスタラジオです。

野球をやるようになったら、爺ちゃんがニコニコして元気になったからそれだけで嬉しいです。

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2007年4月11日 (水)

電気の配線

Img_1340今日の一枚

うららかな春日和だというのに、楽しむ余裕などない忙しい一日でした。

午前中、名古屋の電気のメーカーに行き、瀬戸に帰って今度は瀬戸の電気の資材屋さんに行きました。

そのあと、知り合いの電気工事屋さんに工事を頼みに行き、午後から穴窯に一緒に工事の概要を見に行ってもらうことにしました。

ついでに名古屋から穴窯の窯焚を手伝ってくださるお客様と途中で落ち合って合流しました。

窯を焼くということは、ただ単に焼くだけでは済まないのだなあと実感しています。

色々な問題に直面することになり、それらを一つ一つ解決していかないと進みません。

「これも人生勉強なのかねー」って言ってます。

その過程において、皆様のお世話になっておりましてとても感謝しています。

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2007年4月 8日 (日)

薪のプレゼント

Img_1322今日の一枚

急に春らしい天気になりました。

「薪の束が出来たから、これから穴窯に持って行ってあげますよ」

という電話をいただきました。

Img_1325 軽トラックにいっぱい薪の束を運んできてくださいましたので、一緒に行って降ろしてきました。

お世話をお掛けしてすみませんでした。

「お母さん、履かなくなった靴あげるよ、仕事に履いてみる?」

娘から、スニーカーをもらいました。

コンバースの赤いスニーカーです。

今まで履いていたピューマの白いのと履き替えてみました。

グリム童話の「赤い靴」みたいに踊りたくなります。

春ですから。

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2007年4月 6日 (金)

熱電対

Img_1313今日の一枚

「穴窯のための材木があるから、明日持っていきますよ」

という電話をいただきました。

せっかく言っていただきましたが、薪は充分あるので出掛けてお断りしてきました。

Img_1318_1 快く理解してくださり、お土産をいただきました。

縁取りした四角い板です。

「先日工房にお邪魔した時に、こういう板があるといいかなと思って端材を切って作っておいたよ」と言われました。

ご親切にありがとうございました。

また作品制作に使わせていただきます。

穴窯に行ってきました。

Img_1319_1 穴窯の熱電対がありません。

ガス窯の熱電対が使えるといいなと思って、持っていって調べてきました。

ガス窯のものでは長さが足りませんでした。

購入しないといけません。

導線もありません。

どのくらい必要なのか長さを測ってきました。

これも必要です。

どんどん必要なものが出てきます。

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2007年4月 5日 (木)

トイレレンタル

Img_1308今日の一枚

月日の経つのは早いものです。

久しぶりに来られたお客様に言われました。

「奥さん、久しぶりだねえ。昔うちの会社に来た時は背中に赤ちゃんをおんぶしていたねえ」

「自分が忘れてしまうくらい前のことをよくもまあ覚えていてくださいました」と頭fが下がります。

そんなこともあったっけと恥ずかしい懐かしい気持ちになりました。

あの頃に戻りたくもあり、戻りたくもなし。

穴窯の窯焚が近づいてきました。

現地にはトイレがありません。

トイレどうする?

今までは滞在時間が短かかったのでよかったのですが、焼くとなるとトイレをレンタルしないといけません。

どのようなタイプをどのくらい借りたらいいのか、これまた問題です。

業者さんに相談してみようと思います。

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2007年3月30日 (金)

一年前の約束

Img_1295今日の一枚

「穴窯焼き、手伝うのできなくなっちゃったよ、悪い」

という電話が掛かってきました。

その人には一年前から穴窯焼きを頼んでいました。

念のため、2週間前に確認の電話を入れました。

その時留守だったので、留守電に伝言を入れておきました。

それ以来なんの音沙汰もないので、

(どうされたのだろう)と心配していましたら、この電話がありました。

自分は元気だけど、奥様が癌で闘病中だと言われました。

これでは無理ですね。

がっかりしていたら、違うお客様がお土産を持ってきてくださいました。

こちらは娘さんが広島で結婚なさったので広島に行って、ついでに足を伸ばして鳥取、島根に行ってこられたとか。

Img_1296 「しじみの佃煮」をいただきました。

「ご結婚おめでとうございました」と話していたら、

今度はうちの婆ちゃんから電話が掛かりました。

婆ちゃん「もしもし、智恵ちゃん、今日は何の日だか覚えてる?」

私「ン?なんでしったけ。年度末ですが」

婆ちゃん「私の誕生日だがね、忘れてもらっては困るがね」

と言うではありませんか。

(そうだった、婆ちゃんは目出度く本日80歳になったのです)

自分の誕生日すらうっかり忘れる私なのに、そんなことすっかり忘れていた私でした。

婆ちゃん「だからね、今日はいつもより特別な献立にしてね、待っとるからね」と言って電話を切ったのでした。

お客様から結婚式の派手やかな話を聞き、

別のお客様から奥様の癌の話を聞き、

うちの婆ちゃんからは誕生日の話を聞きました。

人は生まれて、生きて死んでいきますが、明日のことは誰にも分からない。

病気になるかもしれないし、交通事故に合うかもしれないし、いい人にめぐり合うかもしれません。

一年も前から頼りに思っていた人の件はボツになってしまいましたが、仕方ありません。

人間明日のことはわかりま川柳ですね。

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2007年3月25日 (日)

火火

Img_1276今日の一枚

「火火」のDVDをいただきました。

サブタイトルは「愛を焼き込む」でした。

女流陶芸家 神山清子さんの映画です。

穴窯を焼いているところはとても勉強になります。

そして、命の大切さも教わりました。

私の気管支は、いつもゼイゼイヒューヒュー音を立てていますが、

(そんなこと屁のかっぱさ、なんとうない)と思えてきます。

やっぱり窯焚きのシーンががいいです。

高温の状態の中で、窯の窓にあんなに目を近づけて大丈夫かしらんと思いました。

火の力はすごいです。

昨日も今日も、母親として命の尊さを考える映画を見る機会がありました。

今日、娘はおしゃれをして友達の結婚式に出かけていきました。

新調したドレスを着て、クルッと回って「どう、似合う?」

平凡でいいから。

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2007年3月16日 (金)

山茶碗

Img_1246今日の一枚

今日は豊田のお客様の家に行ってきました。

やきもの好きな方ですが、お宅にお邪魔すると、あるわあるわ

全国の作家さん、物故作家の物が多かったと思いますが、たくさん飾ってありました。

中でも豊田の古窯跡から拾ったという山茶碗が目につきました。

3個あって一つは出てきた時のままで白じゃけていました。

これは昔のは温度が低めで焼き終わっているためです。

あとの2個は、灰釉薬が綺麗に解けていました。

これは、あとで穴窯に入れて焼いてもらったと言っておられました。

高台を見ますと、付け高台で籾殻の跡が残っていました。

うちにある山茶碗とは高台が違います。

うちのは糸切りがしてあります。

同じ山茶碗でも、土地土地により高台の作り方も違うのだと思いました。

そこのお宅には、荒川豊蔵、加藤唐九郎、坂高麗左衛門、楽、など名だたる作家ものがずらりと並んでいました。

中には二重箱のものもあり、またびっくり。

いい目の保養をさせていただきました。

毎日いろいろなことが起こります。

長い人生からみれば、ほんの一瞬にすぎません。

「思い出のアルバム」のように

♪あんなこと、こんなこと、あったよね~♪

と、おっとりと笑う日がくるのかなあ。

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2007年2月22日 (木)

景気不安

Img_1171 今日の一枚

「窯のことならなんでも自分に相談しておくれ」とそのおじさんは言っていました。

その方はうちのガス窯を作ってくださった職人さんで、今は定年で会社を辞めておられます。

2年ほど前に仕事を頼んだ時はお元気でした。

(困った時はあのおじさんにお願いすればいいのだ)とずーっと思っていました。

穴窯を少し直さないといけないので、その窯屋のおじさんに電話してみました。

そうしたら、元気のない声で「倒れたから、今はもう仕事が出来んよ、悪いなあ」と言われました。

どうしましょう、こんなはずではなかったのに。

人というものはいつまでも元気とはまいらないものだなあと思いました。

ショボンとしていたら、お客さんが来られて、

「薪を100束くらいだけど、作ったから近いうちに穴窯に運んであげるよ」と言ってくださいました。

窯屋のおじさんの病気の話に心がガックリしていたところに

「薪を作ったよ」と言っていただいたので、又心がポッと明るくなりました。

ありがとうございました。

今日も穴窯に行きました。

木を交互に並べて干しました。

やっと10分の2だけ出来ました。

明日は雨が降るという予報です。

せっかくの木が濡れてしまうといけないので、10トン車に被せるシートを3分の1に切って被せることにしました。

そこまでやったらもう腰が痛くなってきたので途中放棄です。

それで、また夕方出直しました。

用事があって、ある商店へ行きました。

そこの奥さんと世間話を少しだけしました。

優さんと同年代の陶芸家さんの廃業の話を聞きました。

そこへは優さんが3年くらい前に用事があってお邪魔して話をしたことがありました。

その時はとても忙しそうで頑張ってみえましたのに。

ドキッとしました。

瀬戸のやきものはどうなるのだろう、

一抹の不安を覚えました。

日銀がレートを上げると言ってたのに、これってどういうことでしょう。

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2007年2月21日 (水)

写生

Img_1165_2 今日の一枚

昨日の木を片付けるために、午前中穴窯に行ってきました。

昨日は木をトラックから機械でドサッと降ろしてもらいました。

そのままでは木が乾かないので、積み上げないといけません。

木を一本つづざら板みたいに並べ、それを交互に積み上げていきました。

簡単に出来るとは思ってはいませんでしたが、木は意外と重いです。

全体の10分の1やっただけで、もうリタイヤです。

腰が痛くなりそうになったので、お昼に止めました。

帰ったら郵便が届いていました。

一宮市博物館からのものです。

ひょんなことから、師であった故鈴木八郎先生の展覧会が一宮市博物館で昨年開かれていたことを知り、その図録を送っていただきました。

瀬戸市の八郎先生の展覧会が、なぜ亡くなってから一宮市で開かれたのかと思いました。

図録を読んでわけが分かりました。

先生は藤井達吉先生を通じて一宮市の素封家の方と深い交流があったと記されていました。

藤井先生は「基本は野山の草花の写生。いつまでも日々続けなさい」と説かれたそうです。

藤井達吉先生が八郎先生に贈った言葉が載っていました。

「名前ではない。作品だ」

ウ~ム、含蓄があります。

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2007年2月20日 (火)

薪を買いに

Img_1164_2 今日の一枚

今日は薪を買いに行ってきました。

朝レンタカーを借りに行って、夜まで掛かりました。

積んだり降ろしたりで大変な作業でした。

明日、明後日か足腰が痛くならねばよいがと心配です。

身体は大変疲れたのですが、心がとても暖かくなった一日でした。

朝から行こうと思っていた先が「午後から来てください」と言われたので、時間があるし、レンタカーを借りたことだし、予定外だったもう一軒にも行って車に乗せられるだけ積んでこようと思って出かけました。

そうしたら、そこで「大型車に荷物が満タンになるほどに薪が出来たので、いっしょに穴窯まで持って行ってあげますよ」と言われ車に薪が積まれるまで待っていました。

レンタカーと一緒に大型車も穴窯に行っていただけることになりました。

ラッキーです。

そこにはドラム缶の大きなストーブがあり、長い天井までの煙突が伸びています。

ストーブにはやかんにお湯がプープーに沸いていて、お部屋の中が温もりに包まれていました。

待っている間、時間があって手持ち無沙汰だなあと思っていたら、

「私の車を貸してあげるから、ブラッとしてきていいよ」と言ってくださり、短時間だけど車を借りてブラッとすることにしました。

(なんか、親切にしていただいて悪いなあ)と思いました。

近くの薪で窯を焼いている方のところに立ち寄ったら、そこでもよくしていただき人の心の優しさに触れ、ほのぼのとした気持ちになりました。

「今日は田舎に帰ったみたいな気持ちになれたねえ」

皆様、本日はありがとうございました。

思いつきで行動するたびに、ひとつの考えが形になる。

これってすごく嬉しい。

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2007年2月19日 (月)

瓶子(へいし)

Img_1149 今日の一枚

ぽかぽかと暖かい日になりました。

今日は24節気の「雨水」で、この日から薄紙をはがすように寒さがやわらいでいくとラジオで言ってました。

午後からおまいりの話に来られたお客様がありました。

息子さんの病気が快方に向かっていると喜んでおられました。

病気が進行している話を聞くよりも快方の方が気持ちが楽です。

「古瀬戸」という本を見ていたら、古瀬戸瓶子の一部は骨蔵器に用いられていたとありました。

(中に火葬骨のつまった瓶子が出土している)

昔は土葬と思っていましたが、ある時期は火葬だったのでしょうか。

(壷よりも瓶子に入っていた方が多い)

古瀬戸の釉が著しく生育したのは鎌倉時代後期です。

印花、画花、貼花の模様が発展したのもこの時期です。

鎌倉時代後期は北条氏が衰退してきた時で、反比例して古瀬戸は発展していってるのはなぜでしょう。

政治と連動していないのは、民間活動だったからでしょうか。

「ここで窯を作ってやきものを焼きなさい」と命令したのは6古窯の諸国の大名様たちでしょうか。

(上戸であったか下戸であったか知らないが、永遠に酒瓶のなかに眠っている中世人はそうとう居るに違いない)とありました。

ロマンだなあ。

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2007年2月10日 (土)

干し場

Img_1112 今日の一枚

今日は穴窯に草刈に行ってきました。

薪がたくさん入ってくると置き場所が必要なので、その場所作りをしました。

薪を1000束注文しましたが、その他にまだ10トンの薪が必要です。

それらがもうすぐ到着となると置き場所に困ります。

それから、到着したら木をしばらく干しておかねばなりません。

Img_1115 草を刈ったら広くなって、これなら4トントラックが入れるようが気がします。

たぶんこれで大丈夫になったと思うのですが。

暖かい日が続いています。

優さんが畑のブロッコリーを摘んできて絵を描いていました。

「ブロッコリーもちょっと目を離すと脇芽に花が咲いちゃうねえ、そういえばフキノトウどうしてるかなあ」

思いついてしばらく見ていないフキノトウを見てきました。

草と共にフキノトウが生えています。

目を凝らして見ていると、目当てのフキノトウがくっきりと目に入ってきます。

(あれも、これも、フムフムいい具合だわ)

私は畑や田んぼに囲まれて育ちましたが、その景色が当たり前だと思っていたので、身近にフキノトウだとかワラビ、タラの芽があったけど見てもあまり感動しませんでした。

でも今は違います。

それらがかけがえのないものに思えてきます。

昔お客様が「あなたのうちのお庭には色々なものがいっぱいあって、宝の山だわね」とおっしゃったことを懐かしく思い出します。

今なら、「そうですね」と言えますが、

あの時は若かったので「そうかなあ」としか思えませんでした。

歳を取るということは心がしなやかになって、思いの他いいのかもしれません。

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2007年2月 5日 (月)

2トン車

Img_1098 今日の一枚

今日は木を切りに行ってきました。

昨日の朝、先日の造園屋の社長さんが

「明日木を取りに来ないと無くなっちゃうよ、トラックも貸してあげるから」と言ってくださいました。

二人ではとても無理そうなので、お客様に手伝いを頼んで出掛けました。

使い方が分からないチェンソーも現場の人に教えてもらいました。

以前テレビで「チェンソー名人王」とかやってましたが、結構力が要るし使いこなせないものです。

Img_1095 モタモタしていたら、社長さんも来て手伝ってくださいました。

(普段はこんなことしないのに悪いですねえ)

お手伝いしてくださる方が体格もいいし力がある方なので、ビーンビーンと材木を切ることが出来て、手際よくトラックに積むことができました。

丸太を太さによって短くや長く切ったわけですが、太いものだから重いったらなかったです。

寒いと思ってカイロを付けて出掛けたのに、少しやっただけで暑くなってきてカイロを取ってしまいました。

Img_1096 すごい全身運動したようだけど、明日大丈夫かしら、私も皆さんも。

トラックいっぱいになったので、穴窯に持っていってあけてきました。

トラックを操作すると荷台がグググーンと上がって中の材木がガラガラと下に落ちていきました。

やはり機械の力は甚大です。

一人では何もできませんねえ。

今日の仕事も社長さんに「今日しかないから来なさいよ」と背中を押されるようにして出掛けて材木を切ることができました。

ありがとうございました。

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2007年2月 3日 (土)

焚口

Img_1082今日の一枚

朝はとても冷え込みました。

この冬一番の寒さだったと報じていました。

今日は朝、穴窯に行ってきました。

Img_1080_1 先生の窯焼きを手伝っておられた方が来て、色々と教えていただきました。

薪を置く位置だとか、色味を見るところなど参考になります。

「ここから入って掃除するんだよ」と言われて、焚口を見ました。

こんな狭いとこから入れるかしら・・・

レンガの上に「色見」が転がっていましたので、拾ってきました。

いい色に焼けてるねえ。

夜は「節分星祭」が工房であります。

厄払いをして、新しい年に臨みましょう。

おまいりが終わって皆様にふるまうぜんざいが上手く出来るかが心配です。

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2007年1月31日 (水)

チェンソー

Img_1074_1 今日の一枚

今日も薪のことで出掛けました。

昨日造園屋さんから申し出があった薪を、薪作りを手伝ってくださる方と一緒にもう一度見に行ってきました。

Img_1072 「太いねえ」

「太いでしょう」

ホームセンターでチェンソーが借りられると聞いたので、一緒に見に行きました。

他の道具は揃っていたのに、チェンソーだけは貸し出しがありませんでした。

どうせ何度も使うのだし、買うしかありません。

色々物色して買うのを決めてきました。

午後は三河の山奥で穴窯を焼いている陶芸家さんのところにお邪魔しました。

あいにく留守でしたが知らない道を探して行ったので、思いがけず遠距離ドライブが楽しめました。

途中、何度か道を尋ねました。

「あそこですか~、一口では説明出来ないほどに行きにくい山の中ですよ」と言われ、ちょっとひるみました。

瀬戸はいっぱい家がありますが、田舎の道は行けども行けども民家が無くて心細くなりました。

でも(あんなところで、のんびり暮らせたらいなあ)とも思いました。

今ものんびりですが、今以上に・・・

そして、夕方ホームセンターに行って、チェンソーを買ってきました。

いよいよ、明日はチェンソーデビューだわ。

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2007年1月30日 (火)

赤松

Img_1071今日の一枚

今日は穴窯の木のことで、カットした材木がいただける先があるとのことでしたのでお願いしに行ってきました。

木を自分で運ばないといけないので大変です。

薪の窯を焼くためには、とてつもなく沢山の木が必要らしいのであちこちにお願いしています。

午前中に行ってきてほっとしたのもつかの間、造園屋の社長さんから留守電に

「木を切ったのが沢山ありますから、見にきてください。」と入っていたので、早速午後から出掛けました。

赤松の大木を2メートルくらいに切ったのが、切り口30センチくらいでゴロゴロしていました。

見ただけで、「こんなに太いのどうしたらいいの?」という感じです。

まずはチェンソーで切って、それから割り木にしないといけません。

こんなこと出来るかしら。

とても二人ではできそうもないので、明日手伝ってくださる方に一緒にそこに見に行ってもらうことにしました。

なかなか前途多難です。

皆さんに助けられてボチボチ進んでいきます。

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2007年1月27日 (土)

薪の太さ

Img_1063今日の一枚

今日は、以前先生の穴窯を焼くのを手伝っていた人がみえました。

薪の太さとか、焼き方等色々と前のことを教えていただきました。

わざわざうちへ来てくださって実際の現場のことを聞けて、とても参考になりました。

風向きの違いでこう違うとか、薪のこととか。

「普通の窯はこれくらいの太さでいいですよ」と薪屋さんに言われて注文してきましたが、

今日の人は「もっと太い薪でないと効果がありませんよ」と言われたので、

薪屋さんに太さの変更に行ってきました。

どんなことでも「教えていただく」ということは大切だなあと思いました。

今、穴窯には古くなってヨレヨレになった大きい注連縄が祀ってあります。

今日の人に聞きましたが、その注連縄は「神様屋」さんにあったものを譲り受けたとのことでした。

(なるほど・・・)

それで合点がいきました。

窯の正面の写真を撮るといつもモヤが掛かったようにボヤンと撮れるので不思議に思っていました。

「いつもどうして霞が掛かったように写るのかねえ」と言っていました。

やはり注連縄があるところは神域なのだと思いました。

今度注連縄を替える時はちゃんとおまいりしてお願いしなくてはと思います。

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2007年1月17日 (水)

今日は穴窯の薪のことであちこち行きました。

仕事場から西へ10キロくらい先のの尾張旭市のお客様が自分の山の木を切って置いてあると言われたので、穴窯の薪にしたらどうかなと見に行きました。

ついでに近くの神社にも伐採した木があるというので、行ってきました。

そこは大きな立派な神社で、切り倒した木はたくさんありましたがこれらを切って運ぶのは大変そうです。

帰りには、大根、白菜、ネギ、水菜とおみやげまでちょうだいしました。

午後は東へ40分ほど走って薪専門の業者さんに行って、とりあえず赤松の割り木を1000束頼みました。

そのあと、西へ30分走って別のお客様を訪ねて木のことを頼んできました。

穴窯を焼くには、薪がたくさん必要です。

一日中薪のことを考えていたせいか、精神的に疲れて頭が痛くなりました。

Img_1024 今日の一枚

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2006年11月 9日 (木)

赤津・大目(おおま)神社

Img_0669 今日の一枚

陶芸の道・1

2ヶ月くらい前のことでした。

「薪の窯を焼くために割り木がたくさん必要なので、どこかにあったら教えてください」と皆さんにお願いしていました。

Img_0332_1 近くの知り合いの方が

「赤津の大目(おおま)神社に杉の木を切ったものがたくさんあるけど、欲しい人があったら言ってくれと友達に言われているけどどうですか?」と言われました。

早速見に行くと、スラリと長い杉がたくさん立てかけてありました。

「あれ使っていいのですか?いただきたいです」とお伝えすると、

しばらくすると返事がありました。

「あれなー世話役の人たちに聞いたら、窯で焼いてしまうのはもったいない。何か形にして残るようなことに使いたいそうだよ、悪かったね」という返事でした。

Img_0335 「あーがっかりだね、でもダメなものは仕方ないね」と諦めていました。

でも最初に声を掛けてくださったその方は気になるのか、また今日通りがかりに車を止めて

「やーあの時は済まなんだねえ」と言いに立ち寄られました。

そんなこと気になさらなくてもいいですのに、律儀なお方です。

その方に杉の木のことを聞かなければ赤津の大目(おおま)神社の存在を知りませんでした。

東部環状を北進すると右手にこんもりした森があります。
そこに、大目神社がありました。
この石造りの鳥居は、山口神社に次ぎ瀬戸市では2番目に古いものと言われています。

その境内に陶祖・加藤藤四郎景正を祀った藤四郎神社がありました。

窯元たちの守り神だと言われています。

鎌倉・室町時代の穴窯で焼こうとしている時に、その時代の瀬戸のやきものの陶祖である藤四郎さんが祀られている由緒ある神社の木をもらわないかねと言われたことが、不思議であったと思いました。

木をいただくことは叶いませんでしたが、そこに行って手を合わせることが出来たことは有難いことでした。

これからやろうとしていることを、知らず知らずのうちに応援していただいているのではないかと思いました。

あぁ、なんというポジティブシンキングでしょう。

人でも、神様でも何処にご縁があるか分からないものだと思います。

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2006年10月 3日 (火)

注連縄

Img_0440 今日の一枚

以前、穴窯の注連縄作りを頼んだお客様が今日来てくださいました。

注連縄の大きさを確認するために、一緒に穴窯に行きました。

メージャーで計ると7尺ありました。Img_0438

「ウ~ム、これはちと大きいなあ。いつもの調子では出来んなー」と考え込んでおられました。

稲穂の無い稲は8月のお盆過ぎに刈り、穂のあるものは10月のこれから刈り取るそうです。

注連縄の稲は手刈りです。

機械だとクシャクシャにつぶれて使いものにならないからです。

この10月10日に稲刈りがあるので、その前に勘考するために来てくださいました。

出来るのかなー、

心配です。

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2006年8月31日 (木)

神聖なる場所

Img_0203 残暑厳しい毎日です。

夕方、窯場に行ってきました。

またまた草刈をしてきました。

まるで男性の髭が伸びるように、草が伸びています。

4月に前の建物を壊した残りの材木などが入り口付近に残っていましたが、今日やっとそれらを移動して片付け終わりました。

気が付いたら草を刈り、余分なものは片付けて、あの場所を神聖な場にしなくてはいけないと思っています。

一通り刈ると、さっぱりしました。

帰り道、ラジオで関東地方で地震があったと報じていました。

笠間も地震があったと言っていたので、窯を焼いている人がいなければいいがと思いました。

日が暮れて外に出たら涼しく感じました。

明日から、もう9月だもんね。

一年の残りの3分の1がこれから始まることになります。

マイペースでがんばろっ!

Img_0206 今日の一枚

パッションフルーツ

最近、買って来た新入りの熱帯果樹です。

別名・時計草

花が開くと時計のようで、果肉も変わっています。

冬が越せるといいのですが。

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2006年8月15日 (火)

小長曽古窯

Img_0030赤津の小長曽窯に行ってきました。

瀬戸市南東部の雲興寺の東約1.5㎞の山中にある古窯で、国の史跡に指定されています。
昭和21年に行われた調査の結果、室町時代中期のものと推定され、この時代の窯としては、唯一、ほぼ原型をうかがうことのできる貴重な遺跡です。

窯は、長さ7m、幅3mほどの大きさで、燃焼室・焼成室・煙の3つの部分に分かれています。

燃焼室と焼成室の間には、分焔柱と呼ばれる柱が設けられ、焼成室と煙道の間の壁には、通焔孔と呼ばれる穴があります。

この通焔孔は、登り窯への発展の過程を示すものと考えられています。

窯を風雨から守るため、全体を屋根で覆って保存されています。

人の侵入を防ぐためのフェンスがはってありますが、窯の構造は、フェンス越しにでも、十分に観察することができます。
瀬戸に住みながら、古窯に初めて行きました。

これから焼く穴窯はこの小長曽窯を参考にして作られた窯です。

綺麗に維持管理されていました。

ここの東大演習林が近くにあります。

実家の近くにも演習林がありました。

野良仕事に行く時に演習林の近くに行くので

「今日はトーダイに行ってくるぞ」と言って、お父ちゃんが皆を笑わせていたのを思い出します。

Img_0043_1 今日の一枚

ケールの葉

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2006年8月14日 (月)

薪のこと

Img_0028 暑い日になりました。

今日は薪を手に入れるために、探しに行きました。

聞きながら、薪屋さんに行くことができました。

木の種類も松の割り木、カタ木、ナル木など、いろいろありました。

作業場には薪割り機が置いてありました。

おじさんが「昔はヨキで割っていたものだが、今は機械でないと捗らんで」と言っておられました。

昔はどこのうちでも、風呂やおくどを焚くために自分の家でヨキで薪を割り、備蓄していました。

納屋の横にうず高く積まれていた光景を思い出しました。

自分では薪は作れそうもないので、買おうと思います。

割り木を一本づついただいてきました。

松も好みによって様々に太さを調整されるそうです。

カタ木というのはナラ、カシの木でした。いわゆる雑木です。

そして、ナル木というのは細長い木の束でした。

薪屋のおじさんの話を聞きながら、

自分が焼こうとしている窯には、何をどのくらい使ったらよいのか具体的に考えました。

やはり、現物を見ない時と見てからでは違います。

暑かったけれど、思い切って出かけて良かったです。

Img_0041 今日の一枚

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2006年8月 2日 (水)

駐車場整備

1000009_aut_13 晴れたので窯場に行ってきました。

小屋の隣の場所に車を入れて駐車場にするといいので、草を刈りました。

草茫々の時は分からなかったけど、けっこう広い場所になるようです。

1000006_aut_10 それから、前から気になっていた入り口に敷いてあった黄色いシートをめくってみました。

草生え防止の為にしばらく敷いてありましたが、どうも美観が悪いので思い切ってはがしました。

さっぱりしました。

シートを取ったから、これから草がまた伸び放題になりますが仕方ありません。

近くに積んである木をどけたら、下に小さい蛇がいました。

ツッーと何処かに逃げていきました。

蛇も住処を見つけて一生懸命生きているのですねえ。

1000001_aut_8_1 今日の一枚

カボチャ

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2006年7月15日 (土)

草刈してきました

1000005_aut_2_5 朝から気温が高いようです。

昨日の今日で、早速窯場に草刈に行ってきました。

エンジンを掛けて始動です。

大丈夫かなーと心配でしたが、どうやら動いてくれました。

やっぱいいわあ、機械は頼もしいです。

でも危険だから気をつけないと。

今日はお盆の最後の日です。

お盆の3日間は、あっという間に過ぎてしまいました。

今日でご先祖様がお帰りになりました。

お盆の時だけ、出してきて使うお供えものを乗せる小皿が10枚ほどあります。

その小皿はとても時代がかっていて、釉薬は薄い灰釉がさりげなく掛かっていて、裏を見ると高台はなくて、シッピキで一気にスパッと真っ直ぐに切れよく切られています。

毎年お盆になると、その小皿の醸し出す風格に惚れ惚れして見とれます。

「高台を作らずして高台がおさまっている。昔の人はロクロが上手だったなーしっかりやれよと言われているような気がする」と優さんが言っていました。

また一年間このお皿とさよならです。

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2006年7月14日 (金)

念願の草刈機を買いました

1000003_aut_2_7気温が36度になって、 どっと暑くなりました。

草を刈ってもすぐに伸びてしまうので、ついに草刈り機を買ってきました。

お客様が「草刈機があるから、草なんかすぐダーッと刈ってあげますよ」と言ってくださいますが、なかなか刈りに来てはくださらないです。

(やっぱ自分でやらないとね)というわけで、買ってきました。

ホームセンターの方に使い方を教えていただきました。

油を入れて、エンジンに少し送り、レバーをオンにして紐を引っ張ってエンジンを掛ける。

操作はわりと単純で分かり易いと思いましたが、一歩間違うと危険と隣り合わせです。

私でもできそうですが、機械が重たいです。

ヨロヨロしちゃいます。

優さんに頑張ってもらいましょう。

でも、これで窯場の草が簡単に刈れるようになりました。

なんか嬉しいです。

暑くなってきて、庭の木の実がたくさん採れるようになりました。1000002_aut_2_5

作るにまかせて「あなた作る人、私食べる人」では申し訳ないので、とジャムを作ることにしました。

ジャムは今まで買って食べるものだと思っていましたが、材料がどんどん出来てくるので(こりゃあ何とかしなくては)というわけで。

イチゴ、ブルーベリー、ブラックベリー、ザクロなど、あるもの全てジャムにしました。

ザクロも他のと同じように煮てみましたら種があるので、そのまま食べることができません。

さらしで漉してみました。

晒すのと煮るのと順番が逆になってしまいましたが、まあよしと致しましょう。

ばあちゃんに「これ、うちのものだよ、食べてみて」と言いましたら、

「おいしいねえ、買ったものよりおいしいねえ」と言われて気をよくしています。

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2006年7月12日 (水)

階段と戒壇

1000006_aut_9 1000003_aut_9 今日もとても蒸し暑い日になりました。

窯場に行って、前から気になっていました階段を作り直してきました。

長年の雨漏りで、階段がグサグサになっていて、歩くとツルッと滑りそうで怖かったです。

地面を整備し、横板を打ちました。

作業をしているうちに、にわか雨が降り出してきたので中断です。

優さんが階段作りをしている間、私は草刈に没頭しました。

湿度が高いので、ほんの少しの時間だけでも汗びっしょりになってしまいました。

階段作りから「戒壇」を連想します。

「戒壇めぐり」ということを私は経験はありませんが、優さんは信貴山で経験があります。

ご本尊が安置されている本堂の地下階段を降り、真っ暗な回廊を巡り、ご本尊の下にかかる極楽の錠前に触れて、ご本尊と結縁するための道場だそうです。

こうして窯の下から上の方を眺めていますと、まだまだボロイけれどそこにありがたい光が差してくるように思えます。

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2006年6月23日 (金)

穴窯見学

1000009_aut_2_8 雨があがり、晴れてきました。

今日はお出かけしました。

春日井のお客様に会いに行った帰り、「春日井市少年自然の家」に行きました。

以前に、ここに穴窯があると聞いていたからです。

「築水池窯」という名前です。

駐車場に止めて、しばらく歩いて探ししました。

ちょうどどこかの小学校の野外活動の日だったみたいで、生徒が集まって説明を聞いている最中でした。

窯の場所が何処にあるのかわからないので、職員さんに聞いたら

「穴窯はありませんよ、登り窯ならあそこのあります」ですって。

見に行きましたら、そこにはやはり穴窯がありました。

みんな分かってないなー。

穴窯と登り窯というものは明らかに違いますのに。

穴窯は部屋が一つで地面に入っています。

登り窯は段々状に部屋がいくつもあって、地面よりも上に出ています。

帰り道、道端に赤いキノコがありました。1000010_aut_2_5

同じ道を通ったのに、行きにはキノコに気がつかなかったけれど、

帰りに赤いキノコが目に入りました。

人間、気の持ちようで見えるものが違うのでしょうか。

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2006年6月12日 (月)

休憩所が出来ました

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朝から、いいお天気になりました。

今日は窯場で休憩所を作りました。

「来たよー」

朝8時過ぎにお客様が陶房に来てくださいました。

一緒に荷物を積んで窯場に直行です。

現地に直接来てくださった方もいらして、4人で作業開始です。

「出来るかなー」

「大丈夫、出来るよ」

1000004_aut_6 まず骨組みを組み立て、形を作ります。

それが簡単そうで難しいのです。

あーでもない、こうでもないと試行錯誤しながら進みました。

そしてシートを前、後ろと掛け、天井からぐるりと全体に掛けました。

重いブロックをたくさん運び、重い板をたくさん運び、慣れない身には大変な重労働でヘトヘトになりました。

1000009_aut_9 床を整え、とりあえずどうにか形になりました。

手伝ってくださった方達に感謝です。

まだまだ先が続きますが、頑張らねば。

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2006年6月 2日 (金)

入り口の支柱

1000013_aut_5 窯場に行ってきました。

昨日の塀の続きですが、今日は入り口の支柱を立てました。

支柱はしっかりと立てないと支柱にならないので、ガリガリ穴を掘り埋め込みました。

まだそこにセメントを流して固定しないといけません。

木を合わせて昨日優さんが開き戸を作りましたが、いざ運ぼうとしましたら寸法が大きくて車に載せられませんでした。

これをどうやって運ぼうかなーと思案中です。

今日はいつもと違った道を通ってみました。

久しぶりに通るその道の途中には、以前は銀行のグランドだったところがあって宅地造成していました。

家からグランドが見渡せる正面のいい場所に、かつてはお客様の家が建っていました。

老人二人暮らしで、大きな豪邸でした。

まさに悠々自適な優雅な生活で、若い私はとても羨ましく憧れていました。

娘が小さい頃連れてお邪魔したことがあって、奥様がお茶菓子に「長崎堂のカステラ」を出してくださいました。

カステラを前に娘が、下の紙の部分を指して「ここが一番おいしいんだよねーお母たん!」と無邪気に言いました。

確かに味が沁みておいしいですが(お願いだからそんなこと正直に言わないで頂戴)と、屈託の無い娘の言葉がとても恥ずかしく赤面したことを思い出しました。

ご主人が病に倒れて、そのうちに嫁いだ娘さんのところに越していかれ、グランドの上にあった住まいはそのまましばらく建っていました。

が、今はその建物は無くなり道になっていて、グランドもありません。

あの20年前の景色が夢のようです。

居間から見えた広いグランドの風景を今も鮮やかに覚えています。

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2006年6月 1日 (木)

続・塀を作っています

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今日から6月になり、衣替えにぴったりの爽やかな日になりました。

今日も窯場に行って、昨日の続きの作業をしてきました。

横板を買い足して、トントンと釘を打ち3段の平行に貼りました。

この横板が17枚ワンセットというのもので、非常に重かったので車への積み下ろしが大変でした。

こんなことでヒィヒィ言っていたのでは、先が思いやられる次第です。

優さんが金槌で打っている間に、防腐剤を塗りました。

これもプンプンと臭いです。

楽な仕事などありませんね。

終わって見渡せば、微力ながら作業前と作業後とでは見た目がは明らかに違い、すっきりしました。

「○○ファームみたいやねえ」

帰って休憩しておりましたら、お客様がおみえになって

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「タイのプーケット島に行ってきました」ということで、チョコのおみやげをいただきました。

あの大津波の被害にあったというプーケット島は、災害前よりもむしろより良く改善されていて、美しいビーチも買い物もナイトライフもとても快適であったとお聞きしました。

土産話を聞くのも楽しいです。

自分にはプーケット島は遥かに遠いけれど、おみやげのチョコを食べて(うちのプーケットはあの窯ビーチかなー)と思うことにしました。

疲れたカラダには美味しいチョコと珈琲がいいですね。

優さんは窯出しをしていたかと思ったら、またもや木材を出してきてギコギコ、トントンやっています。

今度は窯場の入り口の観音開きの扉を作っています。

とにかくやりだしたら一気なのです。

カラダを壊すといけないから、ボチボチでええのにと思いますけど止まりません。

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2006年5月31日 (水)

塀を作っています

1000002_aut_7 天気上々。

釘と金槌を持って窯場に行きました。

この前杭を打ちましたが、今日は横板を打ちました。

なんとなく塀らしくなってきました。

防腐剤を塗りかけましたが、無くなってしまいました。

横板も足りないので、諸々買い足して出かけようと思います。

それまで雨が降らなきゃいいけれど、晴天が続くのを祈っています。

こういうことってやるの楽しいのだけれど、終わると大変疲れます。

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2006年5月29日 (月)

今日も杭打ち

朝から爽やかな晴天です。

1000006_aut_5 1000009_aut_3_2 杭を再び買ってきました。

最初はお手軽だと思って防腐剤の塗ってあるものを購入しましたが、「これくらい自分で塗ってみようかな、塗料もあることだし」と優さんが申しました。

それで、今度は防腐剤の塗ってないのを買って自分で塗りました。

自分で塗るのもよいけれど、大変臭いです。

臭いので乾かしてから、ビニールに包んで車に乗せました。

杭を打って横板も貼ろうと、板木も買いました。

これはとても長いものなので車に積むのに苦労しました。

窯場に行き、昨日の続きの杭を打ってきました。

今度は横板を打つ予定です。

まだ杭が足りないみたいだし、横木も足りません。

時間を作って出かけてコツコツとやろうと思っています。

一歩一歩前に進むしかありませんから。

頑張らなくっちゃ!

重いものを運んだせいか、慣れないせいなのか、とても疲れを感じました。

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2006年5月28日 (日)

杭を打ちました.

朝ラジオを聴いていたら、ビング・クロスビーの「ホワイト・クリスマス」がかかりました。

甘い歌声が響いて、休日ののんびりした気持ちに快く浸みる気がしました。

この歌を12月に聴くと(あー今年ももう御仕舞いなのだわ、どうしましょ)と気持ちが焦るのに、5月の今聴けば(新緑の季節にも新鮮でいいもんだわね)と肝要な気持ちになれるのが不思議です。

1000002_aut_3_6 窯場の用心のために、早めに入り口に杭を打とうと思っていました。

うちにあったはずの槌を探していましたがなかなか見つかりませんでした。

槌が見つかったら、杭を買いにいこうと思っていました。

よくよく探したら、物置に隠れていました。

槌が出てきたので、ホームセンターで杭を買って来て穴窯の入り口に打ってみました。

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一気にたくさん買ってきて打ってしまうほどの体力が無いので、とりあえず様子を見てみましょうということで5本買ってきました。

雨上がりの今日は地面も柔らかくなっていて杭が打ち込み易く感じました。

打ち込み易いといっても、杭を手で支えていただけでしたが、「ドーン」と打つたびにヨロヨロして「こりゃあだめだ」と思いました。

あと10本くらい必要です。

とりあえず、今日はここまでで終わりです。

今日は曇りで涼しかったけれど、これからの季節は暑さに負けてしまいそうです。

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